コンタクトスポーツによる足の怪我
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にある、にこやか整骨院の山川です。
ラグビーやサッカーなどで太ももを強打する場面というのはとても多いと思います。
今回は太ももの打撲について書いていきます。
大腿部打撲
筋肉を強打し、筋肉が損傷することを医療的には「挫傷」と言います。
特にサッカーなどでは太もも挫傷が起きやすく、スポーツをする世代に好発します。
症状
強打した直後は鈍痛があり、動きの制限も見られる。
症状は時間の経過とともに悪化していくが、原因としては筋肉が腫脹し内圧の上昇、内出血によるものが考えられる。
腫脹が強くなってくると、皮膚が緊張し光沢を帯びてくる。
翌日になると、打撲部の腫脹、圧痛、膝関節の屈曲障害などが見られる。
※急性のコンパートメント症候群を合併する場合があるので注意
慢性化した場合、骨化性筋炎、筋組織の拘縮により膝の屈曲制限が残る場合がある。
治療法
打撲の治療はアイシングや、筋肉を伸長させる体勢を取らせる。
アイシングを含むRICE処置は痛みが落ち着くまで続ける。
重症の場合は医師の診察を受けた方が良い。
スポーツ活動の復帰の条件
・痛み、可動域制限の消失
・筋力、柔軟性の回復
・フィットネス能力の回復
スポーツの復帰は慎重に判断し、再発防止に努めましょう。