耳鳴りの仕組み〜2〜
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にある、にこやか整骨院の山川です。
前回に引き続き耳鳴りについてご紹介します。
この記事の目次
加齢による変性が原因?
音を電気信号に変換している蝸牛にある有毛細胞は生まれた時から徐々に減少し始めます。
有毛細胞は再生されない細胞であるため歳を取るにつれて少なくなっていきます。
有毛細胞は、高音域の部分が消耗しやすいため多くの場合高音域から聞こえにくくなります。
聞こえにくい音域がある時、脳では変化が起きます。
加齢により高音域の電気信号が伝わりにくくなると、脳はそれを感知し高音域をよりよく聴こうとして脳が過度に興奮してしまいます。
それにより高音域の信号が強調され、結果聞こえてくるのが耳鳴りです。
耳鳴りは脳が過度に興奮することによって起きてきます。
耳鳴りが悪化する条件
最初は小さい耳鳴りでも徐々に悪化する事があります。
耳鳴りが悪化してしまう理由の一つにストレスがあります。
イライラしたり治らない不安がストレスとなり脳に悪影響を及ぼし、耳鳴りにより苦痛を感じてしまいます。
そして耳鳴りが悪化してしまい治りにくくなってしまいます。
また、自律神経にも悪影響を及ぼし、
・不眠
・動悸
・肩こり
・頭痛
などの症状が現れます。
この悪循環でさらに耳鳴りは悪化していきます。