肘内障
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にある、にこやか整骨院の山川です!
今日は肘内障について書いていきます。
肘内障とは?
肘内障とは肘の中にある骨と靭帯がずれて外れかけてしまっている状態の物です。
完全に関節が外れたものではないので脱臼ではなく「亜脱臼」に分類されます。
肘内障になりやすい年代
基本的に5歳ぐらいまでのお子さんが肘内障になります。
よく、親御さんがお子さんの手を引こうとし外れてしまう事が多いようですね。
※まれに成人の方も肘内障になります。
症状
肘内障になると、腕を下げ肘をやや曲げた状態で痛みがあるため動かそうとしないのが特徴的です。
治療法
治療は基本的に手術などはせず、徒手整復法という方法で治療します。
整復後の確認
治療が成功した場合今まで腕が痛くて動かせなかったお子さんが腕を自分で動かせるようになります。
整復後にまだ症状が残るようなら別な疾患も視野に入れ検査していきます。
予防法
予防法としてはお子さんとのお出かけや一緒に遊んでる際に強く手を引っ張らないようにしましょう。
もし、いきなりお子さんが腕の痛みを訴え動かそうとしなかったら肘内障の疑いがあります。
焦らず、速やかに整形外科や接骨院を受診しましょう。