コンパートメント症候群
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にあるにこやか整骨院の山川です。
今回はコンパートメント症候群について書いていきます。
この記事の目次
コンパートメント症候群
日本語では区画症候群と言いいます。
このコンパートメント症候群、どんな症状かというと。
強靭な筋膜に囲まれた区画の内圧上昇により、阻血が起こります。
それにより、筋肉、神経の変性、壊死が始まります。
最終的には筋肉が瘢痕化してしまう症状です。
原因
骨折に伴う深部動脈の不完全閉塞、区画内への出血、筋組織の浮腫などが原因となる。
前腕屈筋群に生じたものをフォルクマン拘縮と言い、小児の上腕骨果上骨折で最も頻度が高い。
下腿にも起こる。
症状
通樹の骨折では考えられないような灼熱感を伴った激しい疼痛を訴える。
他動的に指を伸展すると、障害されている筋が伸展される為、激痛を訴える。
見た目は著しく腫脹し皮膚には水泡が形成される。
手指は蒼白になり、感覚異常、麻痺をきたし、脈拍を触知出来なくなる。
治療法
早急に区画内の圧の分散を施さなければならない。
早急に医療従事者が対応できない場合応急措置としてナイフなどの刃物で圧迫されている場所を刺し血を抜いて区画内の圧を下げなければならない。