骨折の治癒過程
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にある、にこやか整骨院の山川です。
今回は骨折が治っていく過程をご紹介します。
骨折の治り方
骨折が治るには何段階かのステージを経て癒合していきます。
・炎症期
・仮骨形成期
・仮骨硬化期
・リモデリング期
上記の4つの段階に分けられます。
それでは、それぞれの段階のご説明をします。
炎症期
骨折をして一番最初の段階です。
骨や血管が断裂すると出血やリンパが出てきて血腫を作ります。
そして、周囲の軟部組織に浮腫ができ、血液中の止血をするための成分により網状の膜を作成します。
この網状のものが後に組織をくっつけるための土台になります。
炎症がかなり強い時期であり、骨を再びくっける準備が終わるまで炎症は続く。
仮骨形成期
骨折後炎症期を経て何仮骨形成期に移行します。
骨折から約1週間を過ぎると骨に栄養がいくようになります。
さらに時間が経つと石灰が沈着し始めます。
仮骨が形成されるがレントゲンなどでの確認は難しい。
仮骨硬化期
骨折から約4週間が過ぎると分泌していた仮骨が硬化してきます。
この頃からレントゲンなどでも確認でき、炎症もほとんどなくなります。
リモデリング期
仮骨が硬化し機能が改善されると今度は形を整える段階に移ります。
自家強制力と呼ばれ年齢が若い程活発に行われます。