痛めた患部 冷やすVS温める

こんにちは!いわきにあるにこやか整骨院の山川です。
身体に痛みが出たとき患部を冷やすのか温めるのかどちらが正しいのでしょうか?
私の考えでは温める処置を推奨しています。
今回はその理由をご紹介します。
この記事の目次
冷やす?温める?
痛めた患部を冷やす目的としては
アイシングなどで患部を冷やすと血管が収縮し血流が悪くなります。
それにより感覚が麻痺してきて痛みを感じにくくなる。
そのため急性期の患部の処置として用いられるんです。
しかし、アイシンングにより患部を冷やして痛みを感じにくくしてもそれは一時的なものになります。
※永続的にアイシングを続けると患部が壊死してしまいます。
時間が経つと収縮していた血管が拡張し血流が元に戻ります。
感覚も徐々に戻り痛みが再発します。
また、血流を悪くしているので患部に栄養が届かなくなり、患部の治癒に余計な時間がかかってしまいます。
温めた方がいい!!
温めることによる利点は、血流の増加にあります。
血流が良くなると
・炎症物質を散らす
・患部に栄養を送りやすくなり早期治癒が見込める
などがあります。
感覚を麻痺させる事はないので痛みは炎症物質が存在する限り続きますが、結果的に冷やすより温めた方が怪我の早期改善につながります。
温める方法
患部の温め方は
・ホッカイロ
・患部を布やサポーターなどで覆う
・湯たんぽ
・ぬるめの温度のお風呂に少しながめに浸かる(半身浴推奨)
などがオススメです。
慢性的な痛み、急性期の痛みにも有効なので試してみてください!