骨の成長
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にある、にこやか整骨院の山川です。
本日は骨の成長の過程を書いていきます。
この記事の目次
長管骨の成長
長管骨とは細長い骨のことを言い骨の先端には成長軟骨板というものが存在しています。
この成長軟骨板が骨の長軸方向への成長に関与します。
骨端と2次骨化中心
成長に伴い軟骨が増殖して骨端は大きくなり、中央部には2次骨化中心が作られる。
2次骨化中心の周囲には成長軟骨板が形成され、軟骨内骨化により海綿骨を供給し、骨端の拡大とともに2次骨核こつかくが拡大する。
成長軟骨板を含め、2次骨核周囲の関節軟骨の厚さは徐々に薄くなる。
成長が完了すると成長軟骨板は薄いプレート状の骨となる。
成長軟骨板
成長軟骨板では、軟骨細胞の増殖、肥大、アポトーシスという1連の過程により、骨の長軸方向の成長がおこる。
また、成長軟骨板の横径方向の成長は、骨膜と連続した軟骨膜でおこる。
成長軟骨板と骨膜により骨が長く太く成長するんですね。