車の事故によりハンドル損傷が起こる
2024/03/09
こんにちは!
いわき市にある、にこやか整骨院の山川です。
ハンドル損傷っお聴きになったことはありますか?
車の運転中の事故により起きてくる骨折なのですが、胸骨をハンドルにぶつけて骨折してしまうものです。
最近はシートベルトによる損傷が多いためシートベルト損傷とも呼ばれます。
胸骨骨折
交通事故の際ハンドルに胸を強打して発症する。
まれに、体幹の屈曲を強制され発症するものがあるがこれらは内臓損傷などを合併している可能性があるため注意が必要。
症状
・腫脹、皮下出血がある
・痛みが存在する
・呼吸時に激痛が走る
・肩を丸めて痛みの少ない姿勢になる
・重症のものだと陥没が見られる
治療法
ほとんどの場合は固定用の道具を使い固定する。
固定道具には副子、包帯、絆創膏などがある。
その上からさらに固定バンドによる固定をする。
重症のものは肋骨骨折、脊椎骨折の合併の可能性もある。
胸痛、呼吸困難、チアノーゼなどが見られる場合、速やかに医療機関へ搬送する。
軽症なものであれば5週間ほどで癒合する。